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低価格を強調しすぎていないか

インプラント治療は、得られる圧倒的な恩恵の一方で、費用も時間もかかる治療です。世界的に通用する水準でインプラント治療が行われた場合、最低価格は決して安い金額ではありません。利益追及を目的としない大学病院や公立病院での検査や投薬なども含めたトータルでかかるインプラント治療費は1本あたり40万円程度かかります。

つまり、やるべき治療を大学病院の基準で行うと、その程度の費用がかかるということです。その費用が極端に安いというのは、どこかおかしいということです。

「安すぎる治療費」の理由として考えられること

安いインプラントを使用している可能性

インプラントの治療費を抑える手段は様々考えられますが、原価を抑える為に安価なインプラントを使用している場合があります。しかし、それだけではありません。相場より格安なインプラント治療には、様々なリスクがあると言って良いでしょう。

医療機関としての運営が危うい可能性

単純に使用するインプラント材料や周辺器材などの設備が安いという話だけではなく、関わるスタッフの教育や規範意識、倫理観、医療機関としての健全な運営が危うい可能性があります。

インプラントは、一度埋めたら良くも悪しくも10年、20年と、長期間体と共存します。入れ歯とは違い、ご自身で自由に外すことはできません。

治療を受ける医療機関の存続性や将来性もまた、医療機関の選択において非常に重要な項目です。現在では低価格をうたい文句に集客し、数年で撤退してしまう歯科医院の存在が問題となっています。その医院が後何年存続できるのか?治療後の20年後の修理や手入れはインプラント治療を受けた医院で行うことが可能なのか?そのような視点からの医院選びが重要です。

かけるべきコストを省いている可能性

安売りを武器とする歯科医院では、本来は必要な目に見えない安全管理部門や様々な場面で本来はかけるべき必要なコストを省いている可能性があります。

安売りをうたっている医院は治療そのものだけでなく、治療開始から治療後の全ての場面から将来に至るまで数々の無用なリスクを負わせることを宣言しているようなものです。

インプラント治療は高額なイメージがあると思いますが、それを覆す低価格を売りに広告戦略を行なっているクリニックもあります。しかし、インプラント治療は基準とされる価格よりも「安すぎる」場合は、問題があると考えて間違いありません。

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