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症例009.男性の上下顎オールオン4症例(70代)

症例概要

来院の経緯 残っている歯がグラグラになって入れ歯で食事を美味しく食べることが出来なくなってきた。
治療にかかった費用 上顎300万円/下顎230万円
治療のリスク オールオン4ではインプラントを埋入した当日に固定式の仮歯を装着するので、骨量が少なかったり、骨質が悪かったり、対合関係が悪かったりする場合はインプラントがインテグレーションしない場合がある。このリスクがどの程度あるのか、おおよそは術前のCTの画像解析で判断できるが、この症例では術前に3Dモデルを作成し、模型を相手にモデルサージェリーを行い外科術式や使用するインプラントの種類や長さや太さを検討した。この症例については、骨質骨量とも問題無かったので術前のシュミレーション通りにインプラントは左右対称な位置にバランス良く埋入することが出来た。しかし、骨の状態が良い場合は咬合力が強い場合が多く、過大な咬合力によってインプラントのインテグレーションが破壊されたり、補綴物が破損するリスクが大きい。そこで、使用する人工歯は通常の人工歯では無くフレームと一体化した金属歯で作成することにした。
予後について 現時点で治療後3年経過しているが、現時点では問題は起こっていない。咬合力が過大であることを想定して、補綴物の人工歯を予めフレームと一体化したCADCAMで作成したのが幸いしたのだと思う。また、現時点では骨の吸収も認められないので、予後は安定していると推察される。
治療を考えている人へのアドバイス 欠損補綴では残っている歯牙にクラスプと呼ばれる針金状の装置で入れ歯が動かないようにしているが、この残っている歯牙の動揺が大きくなると、入れ歯での食事は急に難しくなる。入れ歯を作り直しても劇的な改善を得ることは難しくなるのでインプラント治療を応用する場合が多くなってきている。

治療内容の詳細

症例
初診時のパノラマレントゲン写真
症例
初診時のデンタルエックス写真
症例
初診時の正面観
症例
初診時口元
症例
初診時正面観
症例
初診時上顎面観
症例
初診時下顎面観

全ての歯牙は歯槽骨による支持を失っており、指で引っ張っても抜けてしまうような状態だが、ここで抜いてしまうと入れ歯が全く機能しなくなってしまうので、インプラント手術当日まで歯を抜くことは避けることにした。

症例
上顎3Dモデル
症例

上顎3Dモデルだが、あらかじめ上顎洞の前方がどのようになっているか窓開けしてあり、実際の手術中でも、この上顎3Dモデルでどこに上顎洞の限界があるのか確認しながら手術を進めることができる。

症例
上顎3Dモデル

症例
上顎3Dモデル

この上の二つの模型は同じ模型を角度を変えて観察しているのだが、三次元的なインプラントの埋入方向を頭に記憶させる為には手間もコストもかかるが、モデルサージェリーは非常に有効な手法だ。

症例
下顎3Dモデル
症例
下顎3Dモデル
症例
下顎3Dモデル

今回の下顎には咬合力が過大であることが予想されるので、後方のインプラントには太いワイドインプラントを採用するので、インプラントが適切な位置に埋める為に十分な歯槽骨頂の削除が必要なので、それも事前に下顎3Dモデルで行って本番に備える。

症例
手術直後のパノラマレントゲン写真
症例
インプラント手術直後の上顎咬合面観
症例
インプラント手術直後の下顎咬合面観
症例
手術日当日に装着された仮歯前方面観
症例
手術日当日に装着された仮歯前上顎面観
症例
手術日当日に装着された仮歯下顎面観
症例
症例
最終補綴物装着時パノラマレントゲン写真
症例
上顎最終補綴物正面観
症例
上顎最終補綴物咬合面観
症例
上顎最終補綴物斜上面観
症例
下顎最終補綴物正面観
症例
上顎最終補綴物咬合面観
症例
最終補綴物が装着された口元
症例
最終補綴物が装着された口元
症例
最終補綴物が装着された口腔内
症例
最終補綴物が上顎に装着された口腔内
症例
最終補綴物が下顎に装着された口腔内

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