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症例011.男性の下顎オールオン4症例(70代)

症例概要

来院の経緯 下顎の入れ歯が調子悪いのでインプラントにして欲しい。
治療にかかった費用 下顎230万円
治療のリスク 患者さんは来院時に上顎は無歯顎で金属床を使用していますが問題は無いとのことでした。下顎は過去に右下に2本、左下に1本のインプラント治療を受けていますが、ワンピースタイプのインプラントなのでアタッチメントなどを付けることは不可能な上に、左側のインプラントは破折して骨端で折れています。
下顎の前歯部にオールオン4のインプラントを4本埋入することは問題ないですが、下顎がインプラントでしっかりすると、上顎の総義歯の安定が悪くなり、結果、現在では問題を感じていない上顎の総義歯の不具合を感じることがあります。
予後について 装着後短期間ではありますが、問題は確認されていません。過去の経験から、今度は現在は問題の無い上顎義歯の不安定が今後問題になってくる場合が想定されます。
またこの患者さんは、過去のインプラント治療でインプラントの破折がおこっています。しかし、前歯部の顎堤が非常に狭いのです。そこで、インプラントはバイオホライオズンズ社の3.0mmの、世界で最も細い、そして材質は純チタンでは無く、チタン合金を採用して強度に優れたインプラントを使用し対応しましたので、インプラント自体の破折には抵抗力があり、良好な予後を期待できます。
治療を考えている人へのアドバイス 可撤式義歯、いわゆる入れ歯ですが、一番最初に義歯を作成した時点では、顎堤が十分な高さがあり、入れ歯でも十分に食べることが出来る場合も少なくありません。しかし、顎堤は時間の経過と共に吸収し、入れ歯の安定が悪くなります。上顎は口蓋部の骨があるので咬合力を支えることが出来ますが、下顎義歯は舌があるため、義歯の床面積が狭い上に、動きやすいので、上顎義歯以上に不具合を感じることが多いです。しかし、インプラント治療はいつでも可能なので、とりあえず、不具合な下顎に対してインプラント治療を先行し、上顎は義歯を修理することによって十分満足を得られる場合が多くあります。

治療内容の詳細

症例
術前パノラマレントゲン写真。
左側にはワンピースタイプのインプラントが2本埋入されている。
右側には左側と同タイプのインプラントが骨縁で折れていることが観察される。
症例
術前の顔貌
症例
術前の正面觀
症例
術前の上顎咬合面觀
症例
上顎の総義歯
症例
術後パノラマレントゲン写真
症例
手術時術前下顎咬合面觀
症例
粘膜骨膜弁を剥離した状態だが、下顎の中央部の骨幅が極端に狭いことが確認できる。
症例
コンピュータガイドサージェリーを用いることにより、歯肉の剥離範囲を最小限にした低侵襲の手術を行った。
症例
インプラント埋入手術を終了したところ
症例
手術日当日に固定式の仮歯を装着したところ
症例
手術日当日に固定式の仮歯を装着したところ
症例
治療終了時のパノラマレントゲン写真
症例
治療終了時の顔貌
症例
治療終了時の口元
症例
治療終了時の正面觀
症例
治療終了時の下顎咬合面觀
症例
最終補綴物正面觀
症例
最終補綴物の咬合面觀
症例
最終補綴物の舌側面觀

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