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症例030.女性の上下顎オールオン4症例(40代)

症例概要

来院の経緯 上の前歯の真ん中が空いてきて、しっかり物が咬めない。
治療にかかった費用 上顎300万円/下顎180万円
治療のリスク この患者さんの最大のリスクは、笑った時に口唇の位置が非常に高い位置まで上がることである。オールオン4では失った歯牙だけでなく、同時に消失した歯茎をも人工的に再現する。しかし、口唇が非常に高い位置まで上がる患者さんだと、笑った時に補綴物の歯茎への移行部が見えてしまうことがある。対策としては、術前に歯槽骨頂をどこまで削除するかを十分に考察した上で手術を行うことである。また、この患者さんの下顎左側のインプラント治療だが、歯槽骨の吸収が著しく、下歯槽神経が入っている下顎管までの距離が極端に短い。通常のインプラントを使用すると、口唇付近に知覚麻痺が出る恐れがある。そこで、発売されたばかりの世界で最も短いストローマン社の4mmのインプラントを使用した。
予後について 当初のインプラント手術から3年間経過観察した後、最終補綴物を装着した。インプラントトラブルの60%以上はインプラント埋入後1年以内におこると言われている。しかし、この症例では仮歯で機能させ様子を見たが、3年間なにも問題は起こらなかったので予後は良好な結果であることを期待できる。
治療を考えている人へのアドバイス インプラント治療において重要なことは、単に咬めるという機能だけでは無く、魅力的な顔貌と笑顔を作り出すことにもある。上顎前歯は人の表情において非常に重要なファクターなので、十分に時間をかけて仮歯を調整して、最高のスマイルを目指すことが非常に重要だ。仮歯で一年以上機能させることによって、口腔周囲筋や顎関節の状態が良くなり、美しい口唇の動きが回復する。それを待ってから、最終的な補綴物を作ることが自然で美しい口元を作る最重要ポイントとなる。

治療内容の詳細

オールオン4症例
術前パノラマレントゲン写真
オールオン4症例
術前デンタルエックス線写真
オールオン4症例
術前正面觀
オールオン4症例
術前正面觀
オールオン4症例
術前正面觀
オールオン4症例
術前上顎面觀
オールオン4症例
術前下顎面觀
オールオン4症例
上顎に6本・下顎に6本のインプラントを埋入。上顎は手術した当日に動かない固定式の仮歯を装着
オールオン4症例
術前咬合面觀
オールオン4症例
全ての歯牙を一日で抜歯
オールオン4症例
上顎に6本のストローマンインプラントを埋入
オールオン4症例
下顎には右下に4本、左下に2本のストローマンインプラントを埋入
オールオン4症例
手術日当日に仮歯が装着された状態
オールオン4症例
3ヶ月後に下顎にストローマン社純正のカスタムアバットメントを装着
オールオン4症例
3ヶ月後に下顎にストローマン社純正のカスタムアバットメントを装着
オールオン4症例
ストローマン社製ソフトウエアで設計されたカスタムアバットメント
オールオン4症例
連結されたジルコニアクラウン
オールオン4症例
仮歯で正面だけでなく、横顔も含め自然な口元を模索する
オールオン4症例
治療終了時のパノラマレントゲン写真
オールオン4症例
治療終了時のデンタルエックス線写真
オールオン4症例
治療終了時の口元
オールオン4症例
前方面觀
オールオン4症例
上顎咬合面觀
オールオン4症例
下顎咬合面觀
オールオン4症例
口唇を思いっきり上げた状態でも、インプラントアバットメントが見えない自然な外観
オールオン4症例
装着された上顎補綴物
オールオン4症例
装着された上顎補綴物
オールオン4症例
装着された上顎補綴物。咬合面は補強の為、フレームと一体化したCADCAMで製作されている。

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