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症例061.女性の上顎オールオン4症例(50代)

症例概要

来院の経緯 上顎の義歯の調子が悪くて食事がきちんと食べられない。
治療にかかった費用 上顎390万円
治療のリスク オールオン4のリスクだが、提唱者のパウロマロによると、前歯部には12mm以上のインプランント、後方の傾斜インプラントには16mm以上のインプラントを使用する必要があるとのことだ。しかし、この症例のように、既に長期に渡って総義歯をしている患者さんの残存骨は前歯部も後方にも条件を満たす長さのインプラントを埋めることが出来ない場合が多い。このような条件が満たされない顎堤でオールオン4を強行すれば、インテグレーションが得られなかったり、治療終了後にインテグレーションを喪失し、治療が失敗するリスクがある。
予後について この症例は初診時において既に歯牙が無く、歯槽骨整形の必要が無かったのでコンピュータサージカルガイドを使用し、フラップレス手術でオールオン4を行った。その後、サイナスリフトを行い、インプラントを追加したので上顎の予後は良好であると考えられる。ただ、患者さんの希望で下顎の治療は保留のままなので、近々に下顎の治療が必要になると予想できる。
治療を考えている人へのアドバイス 上顎だけ歯が無い患者さんや、下顎だけ歯が無く、どちらかに総義歯を使用している患者さんの場合、総入れ歯は歯が揃っている対顎の咬合力を十分に受け止めることが出来無い場合が多い。総入れ歯を何度作り変えても、十分に食事が出来ない場合はオールオン4が適応と考えられる。

治療内容の詳細

オールオン4症例
初診時パノラマレントゲン写真(右下部の歯牙も保存不可能だが、患者さんは上顎だけの治療を希望した。)
オールオン4症例
初診時デンタルレントゲン写真(上顎正中部には埋伏歯を認める)
オールオン4症例
初診時顔貌(上顎は総義歯を装着)
オールオン4症例
初診時顔貌(上顎は総義歯を装着)
オールオン4症例
初診時正面観(上顎は総義歯を装着)
オールオン4症例
初診時正面観
オールオン4症例
初診時上顎咬合面観
オールオン4症例
初診時下顎咬合面観
オールオン4症例
上顎にインプラントを埋入直後のパノラマレントゲン写真
オールオン4症例
上顎インプラント手術当日の術前上顎咬合面観
オールオン4症例
ストローマン社のソフトウエアとゴニックスシステムでサージカルガイドを作成
オールオン4症例
ストローマン社製のサージカルガイドキットでインプラントホールが形成された状態
オールオン4症例
6本のインプラントがフラップレス手術で埋入された。
オールオン4症例
手術当日に上顎に固定式の仮歯が装着された状態
オールオン4症例
手術当日に上顎に固定式の仮歯が装着された状態の口元
オールオン4症例
手術当日に上顎に固定式の仮歯が装着された状態の正面観
オールオン4症例
手術当日に上顎に固定式の仮歯が装着された状態の咬合面観
オールオン4症例
上顎インプラント手術の3ヶ月後にインプラントを追加する目的で骨造成を行う為、左側の上顎にサイナスリフトを行う。上の写真は術前の咬合面観
オールオン4症例
粘膜骨膜弁を剥離すると、上顎洞前壁から、上顎洞が透けて見える。
オールオン4症例
上顎洞前壁をSLAキットで骨厚を紙一枚分残して削除する。
オールオン4症例
シュナイダー膜を剥離しながら、骨壁に開けたウインドウを横に広げていく。
オールオン4症例
同時にインプラントを追加埋入する。
オールオン4症例
上顎洞内に骨移植材を充填する。
オールオン4症例
骨移植材を上顎洞内に充填終了したところ。
オールオン4症例
縫合終了
オールオン4症例
縫合終了(咬合面観)
オールオン4症例
サイナスリフト手術半年後にインプラントを追加埋入を行う。
オールオン4症例
粘膜骨膜弁剥離
オールオン4症例
インプラント埋入
オールオン4症例
上顎治療終了時のパノラマレントゲン写真
オールオン4症例
上顎治療終了時のデンタルレントゲン写真
オールオン4症例
上顎治療終了時の顔貌
オールオン4症例
上顎治療終了時の側貌
オールオン4症例
上顎治療終了時の口元
オールオン4症例
上顎治療終了時の口元
オールオン4症例
上顎治療終了時の正面観
オールオン4症例
上顎治療終了時の上顎咬合面観
オールオン4症例
上顎治療終了時の下顎咬合面観
オールオン4症例
装着された上顎補綴物
オールオン4症例
装着された上顎補綴物
オールオン4症例
装着された上顎補綴物

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