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メリットその1・治療期間を短縮できる

オールオン4の治療期間について、具体的な期間や従来のインプラント治療との違い、メリットについてまとめています。

オールオン4の治療期間

最短1日で歯が入る

オールオン4の手術を行い、仮の歯が入るまでの最短の期間は同日です。上顎・下顎にそれぞれ最低4~6本のインプラントを埋め込み、前歯から奥歯までの人工歯をその日に固定することができます。インプラントの埋め込みにかかる手術時間は40~90分程度。その後に人工歯を制作・固定する時間があり、最短で同日に仮の人工歯を装着することが可能です。仮歯とはいえ、歯のない口を同僚や友人・ご家族に見られることなく、1日で美しい歯に生まれ変わることができます。

従来のインプラントとどう違う?

骨造成手術など、追加の手術が不要

一般的に、通常のインプラントは、歯を失ったその場所にインプラントを埋入する必要があります。しかしながら、人間のあご骨は一度歯を抜いてしまうと徐々にやせ細っていき、元の形態を失ってしまいます。一度骨を失ってしまった場所にインプラント治療を行うためには、骨造成手術と呼ばれる追加の治療が、インプラント治療に先立って必要でした。この骨造成治療は万能ではなく、治療期間において腫れや痛みが生じたり、治療結果も限定的と言われています。しかしながら、従来のインプラント治療を行うためには避けられない処置でした。

一方で、オールオン4は歯が存在していた場所に必ずしも骨が必要なわけではありません。オールオン4は設計に許容される自由が多く、元々歯のない部分の骨などを柔軟に活用できますので、骨の著しく減っている部位を避け、より潤沢に残存する骨を選択し利用することが可能です。

これまで骨造成手術が必要と言われて躊躇されていた方や、そもそも骨造成もできなくてインプラント治療そのものを諦めていたような方にとって、オールオン4は、改めて治療を受けるチャンスと言えます。

治療期間の大幅な短縮が見込める

上記の通り、従来のインプラント治療で骨造成の必要性を指摘されていた方が、オールオン4を選択することによって骨造成手術を回避できた場合、治療期間は6~12カ月ほど短縮されます。骨造成治療では、一般的に6~12カ月以上の安静期間が必要で、その間は、基本的に何もすることができません。じっと待つことが大切な期間です。しかしながら、6~12カ月の安静期間は、患者さんの社会生活にとって負担が大きく、受け入れがたいものでした。安静期間に耐えられないことを理由に、インプラント治療に踏み出せず、入れ歯で我慢されている方も多いことでしょう。

オールオン4では、その設計の自由度を生かし、可及的に骨造成を避ける治療計画を検討します。これまで治療期間の長さを理由に治療を諦めていた方にとって、オールオン4は一度検討する価値のある治療法です。

余計な手術が必要ない

従来のインプラント治療では、太い神経や血管が密集している奥歯部分にもインプラントを埋め込んでいました。そのため神経の移動手術が必要になることも。また、あごの骨の空洞部分にインプラントを埋め込む必要がある場合は、骨の移植手術を行っていました。

オールオン4は複数のインプラントで歯を支えるので、斜めにしたり埋め込み部分を短くしたりと、臨機応変な対応が可能。神経や空洞を避けて手術できるので、追加手術が必要ありません。

オールオン4の治療期間メリットまとめ

治療期間が短いから身体や生活への負担が少ない

広範囲のインプラント治療を行う場合、これまで避けて通ることが難しかった骨造成治療。腫れや痛みなどの身体的負担や、6~12カ月の歯の無い期間による社会生活への負担がある上に、効果が限局的です。

そんな骨造成治療を可及的に回避するオールオン4は、治療期間の短縮や身体的、社会生活的な負担軽減を可能にする画期的な治療法。治療を受けたその日から固定された仮歯が入ることで、社会生活の中断を最小限にできるのです。

こんな方に最適

自分の歯の状態に近いオールオン4の症例は?